ツイにも少し書いたけどメモとしてここに。

ツイにも少し書いたけどメモとしてここに。

私のセリフは他作とカブらない内容にするよう心がけているためか、「こんなセリフ絶対噛むわ」と言われがち。確かに常用漢字しか使わない主義とは言えどまだまだ漢字弱者諸君に読み方聞かれるような語は使ってるし、セリフ1つに「。」が3つくらいある長さ。

でもな。噛むことは恥ずかしいことでもなんでもないと思う。
セリフ書く私は特によく気づく方だと思うが、「噛まないように読もう」の意識はセリフに表れ、聞き手に伝わる。噛まなくてもそんなセリフしかできなかったら本末転倒ではないか?私が書いたセリフでそのような読み方をされると(もちろん読んでいただいてありがたいし嬉しいが)、やはり本当に私のセリフを楽しんではいただけなかったとも思えて少し悲しくなる。夢中になって読んで欲しいので、私のセリフの場合むしろ噛むくらいが1番楽しいかもしれない。

まぁ何が言いたいかと言うと「噛んだら下手、噛まなかったらセーフ」という思い込みが、当たり前と言ってしまえばそれまでだが、実はかなり厄介だ。

ツイキャスのセリフ枠らしい"ノリ""お約束"なので理解はしている。でも、やはりその言葉自体はネガティブな表現だろう。そしてそこには「読みたくない」とも受け取れる気持ちが入ってきたりしている。これが蔓延しすぎるとどうなるか。

「うっわ!こんなん絶対噛むわー!○○ちゃん先にやってー」
『無理ー!私下手だから読めないよこんなの!』
(書いた私:別のセリフにすりゃよかった……)

この【実話】のように、ツイキャスの"セリフ枠らしいノリのお約束"が、どんどん「セリフの出来栄えに言い訳するための謙虚さアピール」にシフト。そして、意図的でなくとも"私読みたくないですアピール"まで抵抗が無くなりかねない。

セリフ枠好き各位に提唱したい。
・噛んだらアウトみたいな既成概念を壊さないとみんなが気を使う!
・謙虚さより、下手な私だって楽しいからネットに声出してやるぜという毅然とした態度を!
・楽しむ気持ちを前面に押し出したそなたの声は美しい!
・そういう声は噛んでも美しい!

別に私は正論を言ってるつもりはない。色んな考え方や楽しみ方がある。

でもさ!
ガチ枠とかまったり枠とか関係ない!

「噛んでもいいじゃん」の概念でセリフ枠はもっと質の高い楽しさになるんじゃないすか((震瀧涙))

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