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哲学キャフェ - 脱成長 vs 加速

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哲学キャフェ - 脱成長 vs 加速
最近、次第にメディアで脱成長をとなえる論者が増えています。
それほど「脱成長」という語のインパクトが大きいのでしょうか? 
ところが、それと対局にある立場、加速主義は一部の思想誌やネットの片隅に追いやられています。
米英の急進的インテリを中心として西欧に浸透しつつある加速主義、これは日本の風土になじまないのでしょうか?
余りにもアメリカ的で、日本人、特に保守層には違和感があるのだろうか?
アメリカのオルタナ右翼の教科書とも言われる、ニック・ランド『暗黒の啓蒙書』を手引として加速主義の動きを追ってみたい。
一見すると正反対に見えながら、脱成長論と加速主義は、同じ時代認識を前提として、同じ感性を共有していることに気つくでしょう。
西欧中心主義と資本主義はその限界に達して、今や終わりつつある、という認識。

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