高校１年生のときにYAMAHAの12弦を購入し、
とても愛用していました。
当時、アリス、雅夢、そしてオフコースの音源で
12弦ギターの音を聞き、弾いてみたくなり、
購入し、愛用していたのでした。。
当時、比較したことがあるのは友人のMorrisの12弦でしたが
YAMAHAの音を素敵な音と感じ、愛用していました。
あるとき、なんとなく、ギター屋さんで
Martinの12弦を試奏させていただいて
しまいました。
YAMAHAの12弦は売り飛ばしました。（笑）
ある日、、
Martinの12弦ギターのお買い得な１品を見つけ、
お店に見に行こうとしたとき、
当時の彼女が一緒に行きたいとのことで
連れて行きました。
ちなみに、それまで交際した女性は、
ギター屋さんについてくるなんてことは
まったく無かったので、ちょっとびっくり。
しかしその後、もっとおどろく事が起こります。
お店にて、店員さんが試奏させてくれたのは
中古のMartinの12弦と、Ovationの12弦でした。
Ovationの12弦は、エレアコでしたので
オフコースのコピーバンドでの演奏や、
のちに参加することになるセッションには
とても有効なアイテムでした。
しかし、音で選ぶなら圧倒的にMartinでした。
お店のソファに座り、
２本の12弦を試奏させていただいている間、
となりに座った彼女は、、、
スヤスヤとうたた寝していました（笑）
ギターの音と、状態と、、値段（笑）は
確認できたので、
「少し悩みます。」とお店の人に告げ、、
帰ってきました。
そこで彼女がひとこと、、
「私の貯金でMartinの12弦を購入する。
プレゼントする。」、、、
しばらく脳の活動が停止するほど
びっくりしました。
彼女（現在は奥さん）が、始めて、、
私にギターを買ってくれたときのエピソードでした。
今も愛用している、、、
買ってくれた1972年製Martin D12-35は、
当時は中古でしたが、
現在ではビンテージと呼ばれる範囲に
入ってきているようです。
最近、もう１本、Guildの12弦を買ってしまい、
弾き比べて味わっています。
左が1972年製 Martin D12-35
右が1965年製 Guild F212