普段クラブミュージックが好きで購入している方などに

普段クラブミュージックが好きで購入している方などにRaoshanからお知らせがあります。最近ツイキャス内でDJ向けに月額で万単位の新曲等がダウンロードし放題の会員にならないかといった勧誘があるそうです。

共有ファイルにアクセスすることでそういったことができるらしく、扱っているものがメジャーレーベルから許可を得ていて、それらはWhite Label Promo(ホワイト・プロモ)だという看板を掲げるところがあるようで、それについて何度か個人的に質問されたので、この場を借りて簡単に説明させてください。

まずホワイトと呼ばれるものは元々レコードのことで、中心のレーベルステッカー部分が真っ白のものの俗称です。大まかに2種類あって

(1)公式にレコード会社が一般の流通前に作ったテストプレス、プロモとしての白い盤(Promo Only Not For Saleなどと表記されて販促目的でDJに無償で配られたり、一般のDJにも流通する場合もあり)

(2)非公式に誰かが勝手に作って出回るブート(いわゆる海賊盤)で(1)と同様な白い盤

などがあります。

ところが、上記の件では許可のある音源といいつつも、オフィシャルであるはずのそのファイルがわざわざホワイトだと強調され、それらは合理的に考えれば、中身が(2)なのに(1)と偽った脱法的なものであることを暗に意味していると思われます。

ところで、昔はプレス数が極端に少ない高価なレコードなどについて、前述の(2)のような非公式な盤がDJ用としてDJの間で代替品として流通することは普通で、とくにDJ Mix用に編集されたものなどが無許可に作られ、DJに好まれることも珍しくありませんでした。

そういってしまうと、話題にした非合法と思しきサイトもDJには許される話でないかと考える人もいるかもしれません。できれば節約したい気持ちは、常に闇金から追われているRaoshanにもよくわかります。

しかしながら、デジタルはレコードと違って1曲150円前後で簡単に入手できるものも少なくありません。結論をいうと、今の時代、小さなコミュニティも大切にし、気に入った音源は、なんら遜色なく同じものが簡単に買えるのであれば、まともなDJなら、せめて買った方がいいのではないかという話です。もしよかったら参考にしてみてください。

偽善者Raoshanより

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